北海道開発オフに来ています

ひさびさに参加している気がする。今日の会場である株式会社オープンソース様は、私の現在の居住地から近いので参加しやすいです。

何をやったか:

  • ruby_1_9_3 ブランチで Rational#to_d のデフォルト引き数を復活させ、警告を出すようにした (r32753)。
  • trunk と ruby_1_9_3 ブランチで bigdecimal を default gem にした (r32754, r32755)。
  • 『パターン、Wiki、XP』の読書。

成果が増えたら随時更新します。

OS X 10.7 (Lion) で ruby-1.9.2 を使うには

OS X Lion では、ruby-1.9.2 を gcc-4.2 でビルドしても動きません。その原因は #5047 です。
また、Lion の標準 gccllvm-gcc になっており、ruby-1.9.2 は llvm-gcc に対応させるための修正が行なわれていないため、ビルド時に gcc-4.2 を使用する必要があります。もちろん拡張ライブラリをビルドする場合にも gcc ではなく gcc-4.2 を使わなければならず、拡張ライブラリが C++ で書かれている場合は g++ ではなく g++-4.2 を使う必要があります。

このような事情があるため、現在 Lion で ruby-1.9.2 を使用できません。

私自身がそれでは困るため ruby-1.9.2 を Lion で使うためのパッチを書きました。
https://gist.github.com/1110796

さらに、ruby_1_9_2 ブランチに対して上記 patch を当てたブランチを github に push しておきました。
https://github.com/mrkn/ruby/tree/ruby_1_9_2_lion

あくまでも、自己責任でご使用ください。

OS X 10.7 (Lion) で使える ruby-1.9.2 を rvm でインストールするには

下のエントリで紹介した patch を当てた ruby-1.9.2 を rvm でインストールするには --patch オプションを使いましょう。

$ curl -o ruby-1.9.2-lion.patch https://raw.github.com/gist/1110796/cb6097bdaaedd6d9525041ecabe5f78e77fb4f10/ruby-1.9.2-lion.patch
$ rvm install ruby-1.9.2 --patch ruby-1.9.2-lion.patch

MBPの修理が終わって出荷されたようだ

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Apple Store に入院させた Mac の修理状況はアップルの修理状況の確認ページで見ることができる。昨日まではずっと「状況不明」だったので、ここは主に修理が終わった後の Mac の所在を調べるためのものなんだと思う。

プレゼント効果はすごいと思った

たかが本なんだけど、自分で買うのと、人から頂くのとでは全然扱い方や捉え方が変わるなぁと思った。

きっと、誕生日プレゼントで頂いた書籍は、ウィッシュリストに入れていたくらいだから、いつか自分で買った可能性はある。でも、自分で買ったとしても、それを読むだろうか? と考えると、今迄の傾向からしばらく読まない可能性が高い。

ところが、プレゼントとして頂くと、できるだけ早く消化したいし、とても丁寧に扱いたくなってくる。ただの消費物だったものが、急に大切な物に変わってしまう。送り主様から「君はこれを読むべきだよ」と御告げを頂いたような感覚になる。驚きです。

皆が wishlist を公開して、互いに贈り物をし合う文化がもっと広がるといいなぁと思いました。

頂いた誕生日プレゼントたちと御礼


オム子様からは『板尾日記』を頂きました。ありがとうございます!

こういう普通の人が読んでそうな書籍を読む習慣は、昔からありませんでした。特に最近はその傾向に拍車がかかっているようです。ここ数年で買った本を振り替えると、数学、物理学、コンピュータサイエンス、英語学習、ライフハック、コミックくらいにしか分類できません。我ながら酷い偏りっぷりですね。もっと色々な分野に触れるべき!

それでも板尾さんは大好きなので、板尾日記はいつか読みたいなと思っていました。とても嬉しいです。嬉しいのですが、期待していた程は笑えないんですね、これ。えらい普通の日記ですw

id:noplans 様からは、『記号と再帰』と『ゆらゆらリラックマ』を頂きました。ありがとうございます。

『記号と再帰』はとても興味がある分野の書籍なんですけど、買っても読む時間が取れなそうだなと思って手を出せていませんでした。しかし、こういうマニアックな書籍は、気付いたら絶版になっていて、しかも復刊なんてほとんど望めない事が多いですよね。だから、そろそろ買わなきゃならない時期だったはずです。すっかり忘れていたところに贈って頂いたので、とても有り難いプレゼントでした。

『ゆらゆらリラックマ』の方は、仕事で疲れて帰った僕を首を振って偶に頬を赤く染めながら見つめてくれるので癒されます。耳を澄ませなくても首振り用のモーター音が結構はっきり聞こえるので、寝るときは通電しないほうがいいです。

送り主様の名前は無かったのですが、きっと『Being Geek』は hsbt様からの贈り物だと思います。ありがとうございます!

『Begin Geek』は今日届いたばっかりなんで、まだ読んでいません。だから内容は良く分かってないのですが、きっと hsbt から僕への「おまえは一生ギークであり続けなさい」というお達しだと解釈しました。精進します。

さて、残る2品、『Business Model Generation』と『Lean Architecture』は、送り主様の名前が記載されていませんでした。『Business Model Generation』の方は、きっとあの人なんじゃないかという候補が2名くらいますが、はっきりしません。『Lean Architecture』の方に至っては、きっとあの人だろうと思って本人に確認したら「え、違うよw」って言われちゃったので謎です。ミステリーです。どなたかは存じ上げませんが、どうもありがとうございます。

さて、来年の7月20日もよろしくお願い致します。

(追伸) 『Business Model Generation』と『Lean Architecture』の送り主様、どんな形でも良いので名乗って頂けると嬉しいです。お礼がしたいので。