翻訳できるってスゴイことだ

僕は英語が苦手なので,電子辞書や翻訳サイトをしばしば利用します.普段何気なく利用している,異なる言語間の表現を変換してくれるツールを今日使っていてふと思いました.
「なぜ相互翻訳が可能なんだろう?」
とても不思議じゃないですか?確かに,異なる言語間で100%相互翻訳できるわけではありません.なぜなら文化の無いように相異があるから.言語と文化は表裏一体です.なので,文化が違えば表現されている概念も異なって当たり前.
しかしながら,ほとんどの概念が相互に翻訳可能である事は事実です.中学校で習う英語の表現はほとんどすべて日本語に完全に翻訳可能です.ですから,見方を変えると,中学英語が扱う表現があらわす概念は,日本語文化と英語文化で共通していると考えられます.
どういうことでしょう?言語が異なっていて,文化が異なっているのに,同じ概念がある.それはつまり,それらの概念が,言語よりも先に出現したと考えられませんか?
そりゃ,たまたま離れた地点で全く同じ概念が独立に生まれる事もありますよ(例:微分積分).でも,そういうのって,本当にたまに起こることであって,ほとんどの概念は一箇所で出現したと考えて良いと思います.
そうすると,やはり,人類はどこか一箇所で発生して,序所に広がったと考えるほうが自然なんでしょうかね.まさか,言語翻訳の話から人類の進化の話につながるとは,書き始めた時には思って無かったですけど,でもそういうことになる気がします.
詳しい事をご存知の方は,コメントして頂けるとありがたいです.よろしくお願いします.