お子様用の麻薬が出回っているそうです
本日もニュースから引用：
「ストロベリー・クイック」「チーズ」――。といっても食品の名前ではない。麻薬成分に他の甘味料などを混ぜ、菓子のような名前を付けた違法ドラッグが米国内に出回っている。売人たちは１０代の子どもたちをターゲットにしており、薬物汚染の低年齢化が懸念されている。
米麻薬取締局によると、「ストロベリー・クイック」は、子供用イチゴミルクの粉末に覚せい剤成分のメタンフェタミンを混ぜたもの。またヘロインと市販の頭痛薬「タイレノールＰＭ」を混ぜた「チーズ」という名の黄色の粉末状の麻薬があるという。
ＡＰ通信によると、ダラスで摘発された「チーズ」では、１０代の若者が１９人死亡している。これらは風味もよく、麻薬の名前も隠されているうえ、値段も２ドル程度と手を出しやすい。子ども同士で売買される例もあるという。
米麻薬取締局のロジーナ・ウェイト広報官は「麻薬の売人は、常に新たな『顧客』を開拓しなければならない。彼らがマーケティング戦略として、こんな『毒』のようなもので少年たちに近づこうとしているのは許し難い」と話している。
http://www.asahi.com/international/update/0510/TKY200705100264.html
子供は最初，その甘さに惹かれて食いつくんでしょうね．そして，次からはその依存性のため辞められなくなると．既に19人もの死者を出しているということは，子供にとっては致死量に相当する分量なのかもしれません．それってもう，麻薬じゃなくて毒薬ですよね．
私が最後のタバコを吸ってから*1もうすぐ1.5ヶ月になります．麻薬の中毒症状は，タバコのそれよりもたち悪いと言われていますよね．今，これら甘い麻薬にハマっている子供たちは，既に正常な大人*2にはなれないんでしょうね．一度でも喫煙の習慣を獲得してしまうと，物理的にも精神的にも一生元に戻れないのと同じです．
すこしでも早く，社会からこういうものが無くなる事を祈りつつ，私は「一本くらい」という誘惑がいつ起きても無視できる精神力を保っていこうと思います．
