学習書の文体

小さい頃から良く見てる教科書だとか、TAOCPみたいな神書籍などの文体が総じて堅苦しいもんだから、そういう文体の方が良いと思い込んでいる自分がいる。

しかし『Head First ソフトウェア開発』によると、最近の研究では、形式ばった文体よりも一人称を使い読者に直接語りかける会話的な文体の方が、学習後のテストで最大40%も成績がよいことがわかっているらしい。

それって、教科書や論文のような読者に対して内容の理解を求める類の文章は堅苦しい文体で書かない方がよいって事だよね。でも、小さい頃から植え付けられたイメージを崩すのは少し大変で、口語的な方が良いと分かって良ても、何かを説明するための文章を考えると自然と堅苦しい文体が出てきちゃう。